まどろみに落ちて

春の陽気に汗だく、雨に振られて濡れ鼠、そんな午前を過ごしました、もりえつりんごです。

あと数時間で日本としばらくお別れになります。久しぶりの海外だなあ……飛行機も半年くらい乗っていなかったので、楽しみです。知らない航空会社ですし。

引越しをして住居環境が大きく変わったせいか、

それとも春の訪れに誘われているのか、

うっかりするとベッドに横になってまどろみに落ちてしまいそうになります。

やりたいことややらねばならないことはもちろんあって、新しいPCの作業環境設定もまだ終わっていないし、この日までにこれをやるぞ、と言っていたことも思うように進んでいない……ような。

春だなあ、と思います。

まったりしている場合じゃないのに、問答無用に春の蒸せ返る生き物の香りに押しつぶされる。そんな心地を、覚えます。毎年。

春は盛りの季節のはずなのに、私には死の季節に思えて仕方ありません。気がつけば人が死んでいる。死にたくなる。うららかな陽光が死神か天使だかの役目を持っているのではないのかしら。

春眠暁を覚えずと言いますが、暁を思い出そうと頑張っているうちに夏が来ないように、意識して自分を奮い立たせていかねばなあと、そんなことを思った今日でした。

それでは、旅行に行ってきます！向こうは夏みたいなものなので、また一味違った気分を味わえることでしょう。